パパと私

不倫をしちゃったパパだけど、今は普通に暮らしています。

何年かぶりの疑念

それは、本当に久しぶりに抱いた感情だった。

以前、パパの不倫を知った後、私は何かにつけパパの行動を怪しむようになった。 

でも、その感情は「恐れ」から来るものだった。

 

また、自分が傷つくような、自分が悲しくなるようなことが起きているのかもしれない・・・。

今回も、そんな不安から込み上げてくる懐かしい感情だった。 

 

 昨夜の私は、間違いなく「あの頃」の私。

 

 パパが仕事でお金が必要になったと、結婚生活を続けてきて初めて聞く言葉を言い出した。

その金額は30万円。

どうも、取引の都合で急遽自分が立て替えないと商談が進まない、という話だった。

 

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 始めは、そんなに深く考えなかったし、何の疑問も抱かなかった。

でも、数日経った昨日、私の中で突然疑念が湧いた。

そして、一気に心が不安定になった。

 

「パパ、あのお金、本当に仕事で必要なの?」

「ああ、そうだよ。」

「いつ返ってくるの?」

「もう少し時間がかかるかな。」

「そう・・・。」

「どうして?」

「今までこんなこと無かったから、変だなって思って。」

「うん・・・ちょっとトラブルがあってね。悪いけど、それ以上聞かないでくれる?」

「え・・・でも、家のお金が動いてる話だよ?私にも聞く権利があると思う。」

「そうだけど、ちゃんと返すから待っててよ。」

「お金の問題じゃないの。なんか、パパ怪しいよ・・・。」

「そんな言い方するなよ・・・。大丈夫だから。」

「パパ、何か隠してる。ちゃんと話して?」

「何も隠してないよ。もうこの話はやめよう。」

 

私は、ふと思った。

もしかしたら、あの女が絡んでるのかもしれない、と。

 

 こんな風にパパを疑い、自分の醜い姿を晒したのは久しぶりだった。

でも、仕事のことでうちのお金が流れるなんて今まで無かったから、つい勘ぐってしまう。

本当は、そんな風に思いたくないのに。

 

悶々とした夜をやり過ごしたけれど、朝目覚めた時には、私の気持ちは少しだけ落ち着いていた。

玄関でパパを見送る時、私は自分の素直な気持ちをパパに伝えた。

 

「パパ、昨日はごめんなさい・・・。」

「いいよ。」

「私、怖かったの。また悲しいことが起こるんじゃないかって思ったら、急に怖くなって。」

「何もないよ。パパを信じて。」

「うん。いってらっしゃい。」

「いってきます。」

 

信じることは、難しい。

一度大きな裏切りを経験していると、どうしても自分を守りたくなってしまう。

どうしても、怖くなってしまう。

 

こんな気持ち、本当に久しぶりだ・・・。

過去の傷って、本当に手強いな。

 

でも、パパを信じて乗り越えて行くしかない。

そう自分に言い聞かせるしかない。

本当は、心の何処かで怯えていたとしても。

 

 

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初めから読みたいと思ってくれた方は、こちらの初回エントリをどうぞ。

不倫が変えた私の生き方 

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