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パパと私

不倫をしちゃったパパだけど、今は普通に暮らしています。

子供を捨ててまで手に入れたい幸せ

私の姉は、不倫をした相手と一緒になるために自分の子供を捨てました。

その子たちが、まだ3歳と1歳の幼い頃に。 

当時、まだ上の子を産んだばかりの私にとって、それはとてもショックな出来事でした。

 

彼女の消息は、未だにわかりません。

一度見つけることが出来ましたが、その後また逃げた時は、もう私たち家族は追うことをやめました。

その時、母は悲しそうにこう言いました。 

 

「もう、あの子はダメだね・・・。」 

 

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姉は旦那さんとの仲があまり上手くいっていない生活の中で、女として寂しさを抱えていたんだと思います。

でなければ、他の男性と深い関係にはなりません。

彼女は二人の可愛い子供たちにも恵まれ、子育ても楽しんでいたように見えました。

でも、きっと心の中にはポッカリと穴が開いていたんでしょうね。

それを埋めてくれる人と、彼女は運命的に出会ってしまった。

そして、可愛い子供たちを捨てる勇気が持てるほど、その人を愛してしまったんだと思います。

 

姉は、保育園に子供たちを預けたまま姿を消しました。

下の子はまだ1歳だったので、ずっと泣き続けていたそうです。

それを知った私の母は、すぐ姉を探し始めました。

 

「なんでこんなバカなことをしたんや・・・。」

 

同じ子を持つ母親として、きっと胸が抉られるような思いだったと思います。

それでも探すことをやめずに、数年後母はやっと姉との再会を果たしました。

彼女は不倫をした男性と結婚していて、子供が一人いたそうです。

母と姉は、泣きながら抱き合ったそうです。

母は、会ったら言おうと思っていたことがたくさんあったけれど、姉の顔を見たらすべて吹き飛んだと言っていました。

親だから、なんでしょうね。

いくら罪を犯した子であっても、大事な我が子には変わりありません。

でも、そんな再会を果たした後、姉はまた私たちの前から逃げました。

きっと、今の生活を守りたかったんでしょう。

 

彼女の中では、結婚をしていたことも子供を産んだことも、すべて無かったことになっていた筈です。

今の旦那さんの手前、そうせざるを得なかったんだろうと思います。

でも、私たち家族と繋がっているとそれが出来なくなる。

そう彼女は思ったのでしょう。

 

母は、もう彼女を追うことはしませんでした。

「親子の縁を切って逃げたんだから、もういいわ・・・。」

そう悲しそうに言っていたのを覚えています。

 

不倫をして子供たちを捨ててまで手に入れた幸せを、彼女はちゃんと守っているんでしょうか。

もう二度と会うこともないので私には確かめる術もありませんが、可愛い子供たちの心を引き裂いてまで手に入れたその幸せを、姉には死ぬまで守り切って欲しい。

そう、私は願っています。

 

本当の幸せとは、誰かの犠牲の上に成り立つものなんでしょうか。

それは、許されることなんでしょうか。

自分が幸せになるためなら、他の人間をどんなに悲しませてもいいのでしょうか。

 

私は、もう姉の声を忘れてしまいました。

でも、姉の笑った顔はまだはっきりと覚えています。 

それは、とても、とても優しい笑顔です。 

 

お姉ちゃん

あの子たちのこと、ずっと忘れないでいてあげてね。。。

 

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初めから読みたいと思ってくれた方は、こちらの初回エントリをどうぞ。

不倫が変えた私の生き方 

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