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パパと私

不倫をしちゃったパパだけど、今は普通に暮らしています。

ネット恋愛の終結

ネット恋愛

私は、パパと結婚した時、パパのことを愛していなかった。

好きという感情はあったけれど、愛してはいなかった。 

私がパパのことを愛し始めたのは、パパの不倫を知った時。

自分を裏切った人を愛してしまうなんておかしな話だけれど、これは本当のこと。

 

私は生まれて初めて、人を愛した。

そして、女として愛される喜びと幸せを知った。

 

その想いは、きっと何があっても消えたりしない。

たとえそれが、馴れ合い色褪せていったとしても。 

 

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自分の本当の気持ちにやっと素直になれた私は、彼にメールをした。

とても気が重く、いつものように指が動いてくれなかったけれど、自分の気持ちをきちんと伝えなければいけない。

そう思い、懸命に携帯のキーを打ち続けた。

 

彼は、メル友掲示板というネットの世界で私を見つけてくれた人。

いつも寂しさにまみれ、居場所を求めて彷徨っていた私を救ってくれた人。

そして、私のことを好きになってくれた人。

彼に対する感謝の気持ちは、言葉では言い表せられない。

でも、私はもう、パパの所に戻ると決めてしまった。

自分勝手な女だと自分でも呆れてしまうけれど、私は自分の気持ちに正直に生きたい。

その思いだけを込めて、文字を選んで彼に送った。

申し訳ないという思いも、言葉の陰に添えながら。

 

「君の気持ちはわかっていたよ。

 俺と会う気が無かったことも、始めからわかってた。

 もう連絡しなくていいよ。

 俺もしない。

 

 必ず幸せになるんだよ。

 約束だからね。

 

 さようなら。」

 

彼のメールを見て、涙が溢れた。

「ごめんなさい」

そう言葉にしながら、私は込み上げる想いを抱きしめた。

 

文字と言葉でしか繋がることが出来なかったけれど、それでも、私は彼という人を好きになった。

肌に触れ、すべてを感じ合うことは出来なかったけれど、彼を愛しいと思う感情は確かにあった。

 

間違いなく、私は彼のことが好きだった。

 

でも、彼との恋はもう終わってしまった。 

もう、優しく文字で微笑んでくれることもない。

もう、温かく言葉で包み込んでくれることもない。

 

その日から、彼は私の世界から消えてしまった。

私を恨むことも憎むこともせず、ただ、優しさと思い出だけを残して。

 

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初めから読みたいと思ってくれた方は、こちらの初回エントリをどうぞ。

不倫が変えた私の生き方 

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