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パパと私

不倫をしちゃったパパだけど、今は普通に暮らしています。

彼との関係に限界を感じた私

 

パパが彼の存在を知った瞬間。

それは、「あの時」私がメモを見つけた瞬間と同じ。

 

私が彼に送る筈だったメール。

それは、不倫相手の彼女からの小さなメモと同じ存在になった。 

 

パパの表情は、とても冷たかった。

私は、思わず息を飲んだ。

 

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「そいつ、誰。」

 

パパにそう問われて、私は自分の右手にあった物に気付いた。

それは、うっかり画面を閉じ忘れてしまった携帯。

その画面には、私が彼に送る筈だったメールがそのまま残っていた。

 

時間が経てば消える筈なのに、どうして・・・。

 

私はそう疑問に思いながら、慌てて携帯を閉じた。 

パパは、私が携帯を握りしめたまま眠っているのを見て、キーを押して画面を明るくしてメールを見たらしい。

そのメールの文中に「浩介」という男性の名前を見つけて、寝ていた私を起こしたのだと。

 

「誰なの。」

 

黙っている私に、パパの質問が続く。

 

「友達。。。」

 

私には、そう言うしかなかった。

ここで「好きな人」だと認めるわけにはいかなかった。

そんなことをしたらどうなるかぐらい、わかっていたから。 

 

「呼び捨てにするような仲なの。」

「おかしい?」

「おかしいだろ。 ちゃんと言えよ。」

「何を言うの? 本当に友達だよ。」

「ずっとおかしいと思ってた。 いつも携帯を気にして・・・。」

「本当に、ただの友達だよ。。。」

「友達にしたっておかしいだろ!!」

 

パパが声を荒げるのは、とても珍しいこと。

普段は、とても穏やかで静かな人だから。

それでも、私は嘘をつき通した。

 

「パパ、本当に友達だから。。。」

 

その日、パパはいつものように出勤したけど、いつも帰ってくる時間になっても帰ってこなかった。

私は嫌な予感がした。

もしかしたら、メールの事が原因でまた彼女と・・・。

そう不安に思った。

 

私は、パパがいない昼間に彼にメールをした。

今の状況と、絶対に迷惑をかけないという言葉を伝えた。

彼は、こう返信してくれた。

 

「何も力になれなくて、ごめん・・・。」

 

私は自分の中で、これは夫婦の問題なんだと割り切っていた。

だから、彼を責める気持ちにはならなかった。

でも、彼の言葉を見て、もう終わりにしよう。。。そう思った。

 

実際に会うことすら叶わなかった、彼との恋愛。

きっと、これが私たちの限界だったんだ。。。

そう諦めの気持ちを抱いた。

 

私は彼と過ごす時間より、パパとの「未来」を守ろうと決めた。

彼との関係に、どうしても「未来」を見ることは出来ない。 

 

自分がしている事は、やっぱり間違っていた。。。

 

私はやっと、その事に気が付いた。 

そして、パパが帰ってきたらすべてを話そう、そう心に決めた。

 

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初めから読みたいと思ってくれた方は、こちらの初回エントリからどうぞ。

不倫が変えた私の生き方 

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