パパと私

不倫をしちゃったパパだけど、今は普通に暮らしています。

心と体で裏切るということ

 

不倫をしている人の中に、罪悪感を抱かない人っているのかな。

きっと、微塵も感じていない人なんて、いないよね。

でも、感じていたとしても、普段はその気持ちに蓋をしている筈。

そうしないと、不倫なんて出来ない。

 

「本当は悪いことだって、ちゃんとわかってる。」

 

ううん。

わかってないよ。

 

もし本当にわかっていたら、人は、不倫なんかしない。。。

 

どれぐらい時間が経ったんだろう。

 

私の呼吸は、やっといつもと同じ速さになった。

そして、手の震えも止まり、ようやく落ち着いて周りを見る事が出来た。 

 

彼からのメール。

あれから、何通も届いていた。 

私はゆっくりとすべてのメールに目を通し、彼にメールをした。

 

「ごめん。 しばらく、一人になりたい。。。」

 

私の気持ちは、揺れていた。 

自分の体が心に鳴らした警告は、私の心に真っ直ぐに届いていた。 

 

私は、誰かに愛されたかった。

心の隙間を、誰かに優しさで埋めてもらいたかった。

一人で過ごす寂しい時間を、誰かに紛らわせてもらいたかった。

 

向き合いたいと思う相手に向き合ってもらえないという辛さを、全身で向き合ってくれる誰かに慰めてもらいたかった。 

 

彼はパパの代わり。

パパの、身代わり。 。。

 

彼の優しさに、私はいつもパパがくれた優しさを重ねていた。

きっと、いつも、いつでも。

そして、どんなことも、どんな想いも、彼の後ろにパパを感じていた。

 

 

 

「いつか、必ず会おうね。」

そんな彼との約束を、私はふと思い出した。

心でパパを裏切った私が、もしそれ以上の裏切りをしてしまったら、たくさんの嘘にまみれて生きていかなければいけない。

その道を選んだパパも、きっと色んなことを考えたに違いない。

心と体で、配偶者を裏切る。

パパは、それを軽いノリで簡単にするような人じゃない。 

パパは、そんな人じゃない。

 

 

パパ

パパも、あの時辛かったんだね。

心で裏切るだけでも、こんなに苦しいのに。

 

私、今なら少しだけわかるよ。 

パパの追い詰められた気持ちも、満たされたようで満たされていなかった寂しさも。

でも、あの時はああするしかなかったんだよね。

ああしないと、私と一緒に生きていけなかったんだよね。

きっと、彼女も同じ思いを抱えて生きていて、「誰か」を探していたんだよね。。。

 

私の中で、静かに想いが巡る。

 

みんな、寂しかったんだ。

みんな、愛されたいだけだったんだ。

パパも彼女も、私も彼も。

 

涙が自然にこぼれた。

でも、その理由はたくさん有り過ぎて、私にはハッキリと見えなかった。

 

自分の気持ちに、素直になりたい。

 

ただ、その思いが溢れるだけだった。 

 

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初めから読みたいと思ってくれた方は、こちらの初回エントリをどうぞ。↓

不倫が変えた私の生き方 


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