パパと私

不倫をしちゃったパパだけど、今は普通に暮らしています。

今のこと ~友人の話~

 

今回は、私の友人の事について書きます。

 

もう1年ほど前の話ですが、友人からある相談をされました。

普段は仕事が忙しく中々会えない彼女ですが、ある日メールをくれたんです。

「少し、お茶できないかな?」と。

私はもちろん快諾し、約束の待ち合わせ場所へ向かいました。

 

久しぶりに会える事が嬉しくて、私は彼女を見つけた時、笑顔で手を振りました。

でも、私の表情とは裏腹に、彼女の顔には暗い影がありました。

 

注文したコーヒーを一口飲み、改めて彼女の顔を見て、私は思わずこう言ってしまいました。

 

「何か、あったんだよね?」

 

彼女は張り詰めていた糸が切れたのか、心に溜めていた言葉を一つずつ口にしてくれました。

時折、目に涙を浮かべながら。

 

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彼女の話は、ご主人の通勤用の鞄からとあるテーマパークのチケットの半券と、避妊具が見つかったというものでした。

私は驚きました。

うちのパパじゃないけれど、とてもそういう事をするような人に見えなかったからです。

その時点で不倫をしていると決めつけるのは良くありませんでしたが、明らかに怪しい行動だと思い、私は友人に言いました。

 

「そんな物を見て、悲しかったよね・・・。その事、旦那さんに聞いたの?」

 

彼女はゆっくり首を横に振りました。

旦那さんに黙って鞄を見た事が言えない。

聞きたくても、怖くて聞けない。

そう、小さな声で話してくれました。

 

私は、胸が苦しくなりました。

私の場合、彼女とは違い、その場の怒りの感情の勢いでパパと彼女に電話をしてしまいましたが、苦しい思いは理解出来ます。

 

彼女は、クレジットカードで利用した記憶がない支払いが続いている事も教えてくれました。

それに対して、色んな想像をしてしまいとても気持ちが苦しい。

だから、つい旦那さんの鞄の中を見てしまったと。

それでも、旦那さんには何も聞けないし、何も言えないのだと言いました。

私は少し勇気がいりましたが、パパとの事を話しました。

自分も怖かったけど、きちんと向き合って話をし、今の生活があるという事を。

でも、私は自分の考えや行動を彼女に押し付ける気はありませんでした。

何故なら、それは夫婦の問題であり、すべては彼女の気持ち次第だからです。

彼女自身が自分の気持ちに素直になり、恐れず、行動しなければならない事だからです。

 

個人の性格は、中々変える事は出来ません。

変えようとする事自体、人としておこがましい事です。

だから、私は最後まで彼女の話を精一杯聞きました。

彼女の疑問に対して少しだけ自分の考えを言いましたが、貴女もそうしなさいなどとは言いませんでした。

友人だからこそ、彼女の気持ちを尊重しなければいけない。

そう思ったから。

 

少しだけ胸のつかえが取れたのか、彼女は別れ際、笑顔で手を振ってくれました。

でも、きっと、彼女の性格からして、旦那さんに鞄の中身についての言及をしないと思います。

それは私には出来なかった事ですが、彼女がそれでいいのなら仕方がありません。

その後、その件に関して彼女が話をする事はありませんでした。

どういう結果になったのかも、私は知りません。

でも、離婚をしたという事は聞いていないので、夫婦として生きている事は間違いありません。

 

私はただ、彼女が自分自身で納得をし、笑顔で暮らしていけるのならそれでいい。

そう思っています。

多分、彼女は私が選ばなかった道を進んだと思います。

抱えた疑問について言及せず、旦那さんの気持ちの行方を信じて「その時」を待つ。

それが、彼女の選んだ道。

彼女は、そういう形で夫婦としての未来を切り開こうとしているんだと思います。

 

夫婦の形は、十人十色。

 

つくづくそう思った、彼女との時間でした。

私は私の選んだ道を、彼女は彼女の選んだ道をこれからも進むしかありません。

岐路は、誰の人生にも必ずあります。

答えを見極め、方角を決めるのは、自分自身しかいないのです。

 

 

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初めから読みたいと思ってくれた方は、こちらの初回エントリをどうぞ。

不倫が変えた私の生き方 

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