パパと私

不倫をしちゃったパパだけど、今は普通に暮らしています。

初めて聞いた、彼の声。

嘘で覆いつくした事実は、その嘘をつき通せば架空のものになる。 でも、嘘を一つでも解放したら、すべての事実を引きずり出される。 だから、嘘をつくという行為は、生半可な気持ちでしてはいけない事。

彼への想い

ネット恋愛って、今のこの時代にも溢れているのかな。 文字や言葉から始まり、電話で相手の声や話し方の特徴を知る。 そして、写真で相手の顔やスタイルを把握して、リアルな空間で相手のすべてを見る。 そんな、一つ一つ丁寧なプロセスを経て辿り着く恋愛。…

距離を超えて繋がる想い

あの頃、パパと私の関係は、不倫が発覚する少し前のような感じに戻っていた。 二人の会話は、必要最低限のものだけ。 パパの機嫌が悪くなるのが嫌で、私は「あの時」のことにも触れなくなった。 どんなに寂しくても、寂しいと言わなくなった。 互いに支え合…

メル友の世界

私は最初、メル友とはメールを通して交流を深め、心を許して何でも話が出来る相手と時間を楽しむものだと思っていた。 もちろん、その相手と会うことなど無い、普通にそう思っていた。 でも、実際にサイトを覗いてみると、文字から違う目的を醸し出している…

今のこと ~不倫の先にある未来~

今現在、不倫をしている人や不倫をされている人。 そして、この先不倫をしてみたいなって思ってる人。 不倫はしたくないけど、少しだけ興味がある人。 きっと、このブログを訪れる方たちには、それぞれの背景があると思います。 不倫というものは、病気で言…

ネットの中を彷徨う心

夫婦としての再構築が上手くいかなくなってから、何故か、私は昼間のお酒を飲まなくなった。 普通なら、お酒の量が増えてもおかしくない状況なのに。 きっと、元々お酒に弱かったせいもあったんだと思う。 それと、夜中にPCで遊ぶ時間が増えたため、夜更かし…

私を二度捨てたパパ

私はきっと、何かに怯えていたのかもしれない。 パパのためにパパが喜ぶことをしていたようで、本当は自分を守るためだったような気がする。 パパを幸せにしないと、また、パパの心に彼女の存在が浮かび上がってしまう。 そんな弱気な考えからだったのかもし…

二人の心が惹かれ合った理由

パパは、新しいレコードプレイヤーにお気に入りのレコードをセットして、懐かしい思い出の曲に浸っていた。 少し色の褪せた、レコードのジャケットを片手に持ちながら。 暖かな日差しが差し込む部屋で、私たちはしばらく音楽を聴いて過ごした。 私は、目を閉…

パパが感じていた寂しさ

自分の意思で自分の体を傷付ける。 そして、流れる赤い血を見て安堵感に包まれる。 そんな愚かな行為を、私はしばらく続けていた。 家族が寝静まった、暗くて寂しい部屋の片隅で。 でも、ある日、私の手首にある無数のためらい傷にパパが気付いてしまった。

今のこと ~あの頃を振り返って思うこと~

今年も、今日を入れてあと2日で終わってしまいますね。 一年とは本当にあっという間です。 こうしてブログを書くようになってから、色んな事を思い出します。 エントリを書いている時はもちろん、PCに向かっていない時も。 書いている時の私は、いつもあの…

死にたいと思う心

彼女の存在が消えればいい。 彼女なんて死んでしまえばいい。 そうしたら、もう何も心配しないで生きていける。 彼女さえいなかったら、パパは何処にも行かない。 ずっと私のそばにいてくれる・・・。 私はパパに不倫されたんだから。 彼女のせいで、幸せを…

彼女の死を願う

その夜、パパは私に彼女との事を話してくれた。 「あの日」から、パパはどんな些細な事でも隠さずに話してくれるようになった。 それは時として嬉しく、時として悲しい事でもあった。 「俺が自分の気持ちを話した時、彼女は泣いていたよ。 ママにはもちろん…

疑心暗鬼の心

彼女のパパに対する執着が、二人の想いの深さを物語っていた。 「前のような関係でなくてもいいから、時々会いたい・・・。」 パパに、そう素直な想いを託した彼女。 その想いを、男として強く拒めなかったパパ。 その現実は、私の心を狂わせた。 「あの日」…

今のこと ~友人の話~

今回は、私の友人の事について書きます。 もう1年ほど前の話ですが、友人からある相談をされました。 普段は仕事が忙しく中々会えない彼女ですが、ある日メールをくれたんです。 「少し、お茶できないかな?」と。 私はもちろん快諾し、約束の待ち合わせ場…

妄想の中のふたり

翌朝、パパはいつも通りに身支度を済ませ、私にこう言った。 「ちゃんと、話をつけてくるから。」 私は小さく頷き、いつも通りにパパを見送ろうとした。 でも、玄関でパパの背中を見た途端、涙がこぼれてしまった。 「どうしたの・・・?」 パパが、そう言い…

パパの決意

子供たちがいない静かな部屋で、私たちは話をした。 私はパパの体調を気遣い、焦らずに、ゆっくりと話をしようと思っていた。 でも、パパもまたそんな私の気持ちを気遣い、辛い体を起こし、きちんと向き合ってくれた。 きっと、今が一番大事な時だと、パパな…

私の知らないパパ

翌朝、いつもなら私より早起きなパパが、なかなか起きてこなかった。 心配になった私が寝室を見に行くと、パパはまだ布団の中にいた。 「パパ、時間いいの?」 返事が無かった。 「パパ? どうしたの・・・?」 そう言いながら顔を覗き込むと、パパは少し苦…

二人の影

パパに抱きしめられていても、私は夢の中にいるように思えた。 起きてしまった事を、頭はわかっていても、心が拒絶しているみたいだった。 冷静さを取り戻したくても、悲しすぎて出来ない。 こうして強く抱きしめられても、パパの背中に腕を回す事が出来ない…

折れかけた心

静まり返った部屋にパパの声が響いた後、私は涙を拭きながら話を続けた。 今向き合わないと、私たちは駄目になる。 そんな悲しい予感がしたから。 「パパ。 これから、どうしたい?」 私は、もう一度パパにそう問いかけた。

今思うこと ~不倫について~

今回は、不倫について少し語ります。 最近、「不倫が流行っている」というような内容を、TVや雑誌でよく見かけます。 でも、それはあくまでもドラマや報道で表向きになったからであって、以前からしている人は沢山いたと思います。 もちろん、我が家も例外で…

二人の涙

私はその日、何も食事を取らなかった。 あのメモを見つけて以降、私の中から食欲が綺麗に消えてしまった。 それはこの事態が治まるまでしばらく続き、かなり体重が落ちてしまった。 その痩せてしまった私の体を抱きしめる度、パパはいつも悲しそうにしていた…

パパを待つ間に

彼女からのメモは、その存在自体に嫌悪を抱き、すぐに灰皿の中で燃やした。 でも、そこに書かれていた文字の印象も、内容も、今でもハッキリと覚えてる。 目ではなく、一瞬で私の心に深く刻み込まれたから。 それには、彼女の想いが込められていた。 既婚者…

割れたガラス

パパのYシャツの胸ポケットからメモを見つけたのは、確か朝の9時頃。 それから友人に来てもらい、パパと彼女に電話をして、 その後、一人で何もしないで・・・一体、どれぐらいの時が過ぎたんだろう。 ただひたすら涙を流し続け、私は、時の流れの感覚を見…

過去を辿って。

前記事を書いていた時も、こうして書き終わった今でも、 まだ、自分の心臓の音が聞こえる。 もう過去の出来事なのに。 もうすべて終わった事なのに。 もう、文字にしても平気だと思ったのに。

怒りは、悲しみへ。

彼女の声を聞いたのは、それが初めてだった。 以前から名前と存在は知っていたけれど、パパの会社の事務員さんという認識しかなかった。 でも、数日後、その年にあった社員旅行の集合写真を見て、彼女がどんな顔をしているのかがわかった。 その写真は、もう…

知りたかったのは、真実だけ。

パパとの電話を切ったあと、私は静かな部屋で一人考えた。 これからどうしよう。 これから、私はどうしたいんだろう。 何をして、何を知り、それを一体どうしたいんだろう。 答えは一つしかなかった。

パパの、最初の嘘。

私は、真実が知りたかった。 どしても、知りたかった。 私の知らない所で、一体何が起きているのか。 それがどんなに悲しい真実だとしても、逃げたくはなかった。 だから、私は震える胸を手で押さえながら、パパのケータイにコールした。

ポケットの中の秘密

それは、いつもと変わらぬ日常の中で起きたこと。 私は洗濯をしようと思い、ポケットが付いてる服を一つずつ確かめていた。 子供たちの服、自分の服、そして、パパの服も。 すると、紙が手に触れたと同時に「カサッ」っという音がした。

不倫が変えた私の生き方

もう、あれから何年経ったんだろう。 パパのYシャツの胸ポケットに入っていた、一枚の小さなメモ。 その紙切れを見つけた瞬間から、私たち夫婦の運命の流れは大きく変わっていった。

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プロフィール

管理人:hiro 40代の主婦です。 不倫をしちゃったパパとは色々あったけど、今は穏やかに暮らしています。 不倫された過去と、今のパパへの想いを織り交ぜながら書いていきます。 不倫をされて苦しい思いをしている方に、少しでも安心してもらいたい。 不倫を…